社会福祉法人やすらぎ会

特別養護老人ホームやすらぎ園


過去の「お知らせ」


◯平成30年7月6日UP 社会福祉法人奈良県共同募金会による助成事業を活用しAEDの入れ替えを実施させていただきました。


 

大切に使用させていただきます。ありがとうございました。


◯平成30年1月27日UP 法人研究発表会パンフレットを掲載しました



◯平成30年1月2日UP 福祉の就職総合フェア2018のパンフレットを

掲載しました!



(リンク先:福祉人材センターfacebook)


◯平成29年9月2日UP 公益財団法人JKAの補助を受け

 訪問入浴介護事業の新車両を導入しました。

  

 平成29年8月29日(火)訪問入浴介護事業の新車両を納車して頂きました。

 今回の訪問入浴車両は(公財)JKAからの補助金を活用して導入させていただきました。

 皆様に喜んで頂けるよう、活用させていただきます。


◯平成29年9月2日UP 法人夏祭りの様子

 


◯平成29年9月1日UP「福祉の就職総合フェアin大和郡山」パンフレット掲載






◯平成29年6月13日UP「福祉の就職総合フェア」パンフレット掲載






◯平成29年4月1日UP

 第八回やすらぎ会法人研究発表会概要及びアンケート結果の公表

















◯平成28年9月2日UP

 やすらぎ会夏まつりの様子


○平成28年3月22日UP

 第7回社会福祉法人やすらぎ会 法人研究発表会の様子および

                参加者様アンケート集計












○平成28年1月19日UP 第7回社会福祉法人やすらぎ会

              法人研究発表会パンフレット



○平成27年7月13日

 低所得高齢者等住まい・生活支援モデル事業パンフレットをUPしました


○平成27年4月1日

 第6回やすらぎ会研究発表会

 







○平成26年12月28日UP

 第6回やすらぎ会研究発表会のポスター

○平成26年11月28日UP
 平成26年度法人研究発表会のお知らせ
「住まいについて〜その人らしい暮らしを考える〜」
 日 時 
平成27年3月19日(木)19:00〜予定
 会 場
天理市文化センター 3階文化ホール
 内 容
特別養護老人ホーム
ケアハウス
グループホーム
在宅関連事業     からの発表 及び
パネルディスカッションを予定しています

○平成26年9月4日UP
 やすらぎ会夏まつり実施の御報告



○平成26年4月1日UP
 やすらぎ会研究発表会 認知症サポーター養成講座
 〜その人らしく生き、共に支えあうために〜 御報告
平成26年3月28日「第5回やすらぎ会研究発表会認知症サポーター養成講座 〜その人らしく生き、共に支えあうために〜」を開催しました。
当日は年度末のご多用にも関わらず多数の皆様に御来場頂きまして誠にありがとうございました。職員一同御礼申し上げます。
当日の御意見・御感想をご紹介させて頂きます。

研 究 発 表 会 ア ン ケ ー ト
Q 研究発表会について
・たいへん参考になり熱意のある発表でありありがとうございました(他に同意見あり)
・特養、GH、包括の各々の立場での取り組みその人らしく支えるということで学びえた。認知症の方への理解が深められま
 した
・人間の価値をお互いに認め合う社会の大切さそんな社会を創作する努力を
・認知症という偏見をなくし認知症の人の杖になることが大切である(他に同意見あり)
・地域との関わりをずいぶん持っておられることを通してその人らしい生活、人生を送れることが第1歩やと感じました
・特にはないが会全体の中の事業すべてについて発表されると良いと思う
・レジメの印刷が不明瞭な部分があった。レジメはホッチキス止めにしてほしかった
・施設での利用者様への対応に敬意を評したい
・病院に入院される方に認知症の方が確実に増えています。明日からもっと丁寧に関わっていきたいと再認識できた講座でし
 た。 ベッドから落ちてしまう方への対応など安全面など永遠のテーマですが
・最初の講義はとてもわかりやすく予防と治療についても話されていて良かったと思います(他に同意見2件)
・発表は利用者様の心にどう寄り添い生きる希望をもっていただくかという職員の熱意をそれぞれ感じました
・「帰りたい」という利用者に対し帰れる家がある人は良いかもしれないが帰れる家がない条件が悪く帰れないケースはどう
 対処されるのかを見てみたいと思います。本人に寄り添い過去の住み良かったかつての「家」や「部屋」を再現するのは本
 人を大切にするうえでよかったと思います。また、ほかにも「家」が「亡くなった主人」という場合もあります。この場合
 はコミュニケーションの有効さが求められます。いろいろなケースがあるということでしょう
・認知症についてより深く理解、勉強できました。認知症になっても困らない社会づくり(地域づくり)が大事だと思います
・認知症は他人事ではなく自分のことと思って温かく見守ってサポーターすることが大切と学びました
・今後認知症の方と関わる際に活かしたいと思います
・活発に活動されていると感じました
・「その人らしく生き、共に支えあうために」「認知症の人」「認知症」の人、その方の気持ち、思いを理解することがサポ
 ーターの第1歩なのかなとなかなか深く理解することは難しいと思われましたが少しずつ教えていただい事を参考に支えて
 いけたらと思いました。チーム、まわりの情報の共有の大切さや本人家族の打ち明ける勇気でサポートの和が広がることと
 安心して生活していただけるんだとわかりました
・他職種連携について少しでも力になっていければと思いました(福祉用具レンタル事業者)
・毎年の発表が重なることによってすばらしいです
・一般家庭においても身近な問題であり深刻な問題でもある。自分のこととして取り組みたい
・認知症の方との接し方や考え方を再確認することができました
・「認知症」難しいテーマです、皆で認識していかなければ! 電車で孫を抱いていて優先座席の前に立っていても若い方が知
 らぬ顔、これと似てる?
・業務上認知症の方と関わることが多く、たいへん勉強になりました
・大変勉強になりました。ありがとうございました。本当に参加させていただいてよかったです
・認知症についてしっているつもりのことが多く、1から正しい知識を身につけていくことが本当に大切だと思いました。私
 の母や夫も介護施設で働いているのですが、私自身はなかなか認知症の方と関わる機会がなく、今ま
 で興味はあったものの勉強することはなかったので、今回認知症サポーター養成講座に参加できてよかったです。
 またこのような機会があればぜひ参加したいと思います。知識だけでなく、技術や実践例などももっと詳しく知りたいと思
 いました
・認知症サポーター=介護士ではないと思うので介護士もひとりでも増やすために若年層への講座が必要ではないかと思いま
 した。今回の講座は年配の方が多い印象でした。高齢の方が認知症サポーターになったとしても老老介護につながってしま
 うのではないでしょうか。「様」ではなく「さん」の方が親しみがあってよかったのではないでしょうか
・認知症の関わり方が少し理解できました。ありがとうございました
・理解しやすいように内容や話し方が配慮されており非常に素晴らしい内容でした。特に痴呆と認知症の違いや問題点の定期
 は興味深かったです。認知症という病気を全体で支えようと思えば理解が必要であり差別的な見方を乗り越えるのも理解し
 かないと思われます。
・理解の機会になるこのような場が啓発に、このような場を継続しての開催を希望します(他に同意見あり)
・パネルディスカッションをもう少し長くとって欲しかったです。大変有意義でした。ありがとうございました
・特養やGH での事例発表もわかりやすくて勉強になりました
・認知症について振り返ることができました。現場で活かしていきたいと思います
・利用者と介護員との信頼関係
・同業種で同講座は様々受けたが、その中でやすらぎ会の発表、講義が一番わかりやすかったと感じます
・わかりやすく例にあげ、その人らしい生き方の模索の必要性を感じました
Q 今後の研究発表会で取り上げて欲しい内容、ご意見等
・特養施設での取り組み
・メンタルケアーの事例対応
・入居者の仲間人間関係の育成をどう構築するか
・新しい支援のプログラム、技術、制度などお得な情報提供も少し入っていれば楽しいかと思います
・認知症で良かったという話はないですか。困難な面ばかりでなく身上(=病気)から悟っていく人々の知恵も提供できない
 でしょうか
・先の理事長先生(高尚佳会長)の心構えのお話もして欲しかったです。高齢者からみた認知、生きるという体験談も欲しい
 かなと思いました
・主に発表においてのグリーフケアと他利用者への心理配慮
・若年性アルツハイマーの方への接し方。60〜65 才代の若年性発症者の心理的混乱とそれを支える家族のあり方、サポータ
 ーの寄り添い方、どう受け入れどう理解し、どう共に生きるか
・発症初期のBPSD(特に怒り、暴言と暴力)への対処の仕方
・認知症高齢者の高齢者の口腔ケア(義歯を外さない、開口しない、歯周病の痛みを訴えないので治療できない)などの問題
 の取り組み
・一人の利用者の思いに介護する側の個々人、スタッフが応えていくことは限度、限界があるように思えるのだが。もう少し
 生の苦しみの声も見せてもらいたい
・認知症サポーターの具体的な活躍を示して欲しい。サポーターとなってもそれだけではお役に立てる気がしないので
・認知症のサポーター養成講座もしておられてすばらしいです。自分に対しても認知症に気をつけて毎日の生活に取り組みた
 いです
・医療と介護の細面と取り組み方法
・家族の方の話や施設だけでなく病院等での取り組み、スタッフ家族のセルフケアの仕方等
・ボランティア活動の現状、家族の報告、地域の取り組み、国の施策方向性、今後の取り組み、認知症の方の使える資源
・ターミナルケア、家で終末を迎える
・中核症状に対する対応事例等
・レクレーション等の工夫
・介護員の質の向上、養成、また介護する側(介護員、家族)へのケアについて(知り合いで何人も過労で倒れてしまったり
 精神的な病気を患っている。介護員の負担を減らすための対策を知りたい
・家族さんへのケア、職員、介護士に対するケアをどのように行っているのか知りたいです
・介護ロボット、排泄センサーが感知する機械
・成年後見人の説明会的なものを希望します。認知症の方が増えつつある今、金銭管理が難しい方を度々見受けます。制度を
 知ることで利用しやすくできればと思います
・認知症の方に対する支援方法、事例など
・実際の認知症家族がパネラーに居ても良かったかも・・・
・氏家さんの話がとても聞きやすかったので、氏家さんの考え方など聞ける会を開いて欲しいです
・今日は一般の方に向けた認知症に関する研究発表会でしたが、事業者向けに取り組み方、介護記録の書き方など知れたらと
 思いました
・他の施設にて介護職員をしています。またいろんな話を聞け、新たな気持ちで仕事に関わりたいです
・食事と認知症の関係
・その人のできる活動、できない活動の内容でできる活動に関してどのように対応しているのか
・楽なトランスファーの仕方

○平成25年9月1日UP
やすらぎ会夏まつりの御報告

○平成25年4月1日UP
社会福祉法人やすらぎ会第4回研究発表会の御報告


一般参加者様から頂戴したアンケートの集計
今回の研究発表会について
・人間として生きて行く為の食事のあり方と摂取の仕方の重要性を知れた
・食についての大切さを様々な角度から考える事が出来た
・本当に考えさせられました。「感謝」の気持も中に欲しかった
・施設の現場で苦労されている点など、生の声を聞けて参考になった
・口腔ケアによってインフルエンザの予防になる事、食文化の変化について、食パンの腹持ちが悪い事を知った
・「ソフト食」の必要性は以前から注目していたが、今回の発表を聞き一層強くなった。当方事業所でも導入で
  きれば良いと思う。利用者への希望、思いに寄り添う為にも必要と考える
・やすらぎ園さんがこんなに努力されていることを初めて知りました。施設長の熱い思いがスタッフに伝わり、
 一体になっている気がしました。私は○○○○病院で勤務していますが、同じ想いでやっています。「食べる
 ということ」「食は生活」、私達病院スタッフはもっと頑張れるはず、頑張らなければと感じました。本当に
 涙が出るくらい共感し、感動しました。これからも頑張って下さい
・施設だからこそ出来る取組みもあるかと思いますが、病院でも参考になればと思います
・食に対する考え方を学び、自分の中で新たな価値観を持つきっかけになりました。生きる為に食べるだけでは
 なく、生活する為に食べる事の大切さを学びました。何故生きるのか?生きる目的が大切であると思いました。
・給食会社として、食に対する取組みが参考になった
・私はPTとして特養で勤務しております。私自身リハビリの観点から、利用者様の「食」につながる取組みや考
 える事(食べる姿勢や運動等)があったりしますが、他職種(栄養士や看護師)の異なる見方が聞けて、大変参
 考になりました。他職種協力は本当に大事だと思いました。
・口から食べる事の重要性、「食」の大切さを改めて感じた
・管理栄養士、看護師等、様々な立場からの取組みについて話が聞けて勉強になりました
・普段、他の施設の厨房内でしか働いていない為、介護員はじめ、色々な方々(利用者様と身近に携わっている方)
 の声が聞け てすごく想像ができ勉強になりました
・他職種の利用者様への「食」の考え方を聞き、生理的欲求である食事について再考ができた
・生きていく為に不可欠な食「食べる力」が人生終わりまで持続できれば・・・
・発表について、原稿を読むというより皆の顔を見て発表して下さればもっともっと良いのではと思いました

今後の研究発表で取り上げて欲しい事
・入所されている方が地域住民の一員として施設外の教室に参加される取組みの検討
・施設での発表が続いているので、居宅ベースの発表も聞きたい
・生活の援助(利用者様が楽しく生活する為にはどうしたらよいか等)日常の時間の過ごし方←多数あり
・地域福祉、在宅介護、在宅医療について
・今回の発表を繋げる意味では経口移行の取組み
・入居者の人間関係の構築について
・介護中での失敗談や成功例等、実際に体験しなければ判らない事等聞きたい
・疾病対応について
・看取り、入浴、保清、排泄等
・介護と自立  
○平成25年1月30日UP
やすらぎ会研究発表会(平成25年3月22日(金)開催)のお知らせ


○平成24年9月29日UP
新規事業「天理市ひとり暮らし高齢者等見守り事業」のお知らせ
平成24年10月1日より、社会福祉法人やすらぎ会において新規事業「天理市ひとり暮らし高齢者等見守り事業」を開始する運びとなりました。事業内容について以下の通り御説明させて頂きます。
事業主旨
ひとり暮らしの高齢者の方々が安心して地域で生活できるよう、各関連機関と連携を図りながらひとり暮らし高齢者等の地域ケア向上に注力します。                
対象者
・65歳以上の一人暮らし高齢者                    
・65歳以上の高齢者のみの世帯
・同居の方が仕事に行くなどして、日中独居の状態になる65歳以上の高齢者
・65歳未満の虚弱な方で一人暮らしの世帯
事業活動内容
次の4つの事業を柱に事業活動を展開します
@ひとり暮らし高齢者等実態把握事業
訪問(電話応対含む)、地域包括支援センターや民生委員、その他の情報提供をもとに、実態把握台帳及び高齢者状況マップを作成し、その必要に応じて情報を提供、共有します。
A あったか訪問事業
対象者宅を定期的に訪問して心身及び生活状況等を把握するとともに、必要に応じて各支援機関と関連付けます。
B 電話訪問事業
生活不安の恐れのある高齢者等に対し、頻回に電話による安否確認を行います。必要に応じて訪問による安否確認を行います。
Cひとり暮らし高齢者等地域交流会支援事業
「福住校区ひとり暮らし高齢者昼食会」や「介護予防啓発事業」等、他の機関が実施する交流に関わる事業に協働し、支援を図ります。       
今後の取り組み
地域民生委員や地域包括支援センター等と協働し、地域ケア会議等に参加して地域ケアの向上を目指します。

○平成24年8月29日UP
「やすらぎ会夏祭り」の様子


○平成24年5月16日UP
「やすらぎ会研究発表会」の様子及び御質問に対するご返答


平成24年3月23日「やすらぎ会研究発表会 看取りとはなにか〜その人らしい最期への支援を考える〜」を開催しました。
当日は雨天にも関わらず多数の皆様に御来場頂きまして誠にありがとうございました。職員一同御礼申し上げます。
当日のパネルディスカッション用に多数の御質問・御意見・御感想を頂きました。
ご紹介しきれなかった御質問等について回答させて頂きます。
 
◎質問
回答
担当
1
在宅では家族の受け入れが困難な事がある。家族の協力を得るのに一番困難な事はありましたか。 本人様は自宅での最期を希望、家族様は医療機関で最期を希望される。最後まで双方の意向が合わず苦慮したことがあります。
居宅
2
在宅での痛みやじょくそう対応の難しさは。 在宅では本人様の痛みを和らげたり、床ずれの対応は訪問看護や訪問診療で対応させて頂いています。時にはモルヒネを点滴したり、エアーマット(床ずれ防止用具)を貸与したりして対応しています。
居宅
3
施設での家族との過ごし方。看取りは生活の延長上は理想と感じるが苦痛をどれだけ除去できますか。 明らかに身体的に負担となる様な痛みや苦しみが見られる時は医療機関に受診等をさせて頂く事を事前に確認させてもらいます。医療機関対象とならないケースは出来るだけ家族様や職員が付き添い本人様の不安の解消や寂しさの解消に努めさせて頂きます。
施設
以前、施設入所者様が終末期(看取り)を迎え、一旦施設を退所し自宅で最期をと希望された例がありました。そうすることにより、自宅では常に家族様等に見守ってもらえる安心感があったようです。当然苦痛の除去として、訪問看護・介護・診療でチームを組み最後まで手厚く介護をさせて頂くことができました。
居宅
4
家で最期との想いと家族の想いが成り立てばいいが、そうはいかないケースはどうなのでしょうか。 身体的・環境的になかなか思い沿った援助がしにくいケースが多くあると思います。本人様・家族様と一緒に普段から確認をととっています。
施設
長期間の入院により自宅へ帰ることがでず、入院先の医療機関で最期を迎える利用者様もおられます。最後は自宅で・・と思っていても、病気の治療の都合上そうはいかないケースも沢山あると思います。
居宅
5
本人と家族の思いに相違がある時の対処は。 普段からの連絡や報告を通して、終末期を迎えられる時の確認を事前にしています。出来ることできないことがある為、相違が出ない様に普段から話をする機会を持っています。
施設
本人様より早い段階でそういう看取りの話が出てくれば準備をさせて頂きますが、なかなかそういう話は出てこないのが現状です。
居宅
6
言語障害がある時は、専門的な先生から本人の意思を聞いてもらえるのか。 先ずは本人様や家族様の意向が大切と考えています。本人様より直接聞けない場合は、家族様よりお元気な時の言動をお聞きし本人様の意向を推量、家族様の意向と合わせて検討させて頂きます。また、可能であれば筆談等による意思疎通も図ります。
施設
看取りに限らず、本人様とのコミュニケーションを図ることは大切と考えるので、コミュニケーションボード等や筆談を用いて意思疎通を図るようにしています。
居宅
7
特養に申し込みをしているが、どのタイミングで入所するか迷っている。 先ずは、家族様・本人様・在宅でのケアマネジャを中心に本人様にとって一番いい環境で生活を送れるように検討する事が大切です。家族様等の介護負担も合わせて検討され、本人様に良い環境が施設となればそのタイミングでの入所出来ればと考えます。ただし、入居待ちもあり希望するタイミングで入所できないこともあります。
施設
・入所するタイミングは本当に難しいと思います。何故なら入所待機登録をし順番を待つことになる。待機時間はとてつもなく長く、順番が来たとなっても時期尚早と利用者等が一旦断っている場合もある。順番が到来し、本人様にとって支障がなければ迷わず入所されることを勧めています。
居宅
8
看取りの了解はどの様にされていますか。 嘱託医からの看取り期との判断をもとに、家族様への報告を行っています。
施設
施設同様、担当の主治医や往診医から家族様への報告となっています。
居宅
9
点滴などはどの位のタイミングなら可能ですか。 嘱託医の判断による部分が大きい。
実際には2〜3回/週、ただし、経口摂取や疾患の状況により点滴が負担になることもあります。
施設
・点滴にも種類があり、どのような点滴が必要なのか決めることになります。やはり担当の主治医が判断し決めることになります。
居宅
10
年間何名程度の看取りを行っていますか。 平成24年度
施設内死亡者数  16名(入院中死亡者数  13名)
施設
在宅での看取りケースは、担当の介護支援専門員が必要な介護サービスを本人様や家族様と一緒になり検討を行います。実際に看取りのケアプラン作成については、本人様の状態により異なるので一概には何名行なっているとは言い切れません。
居宅
11
その人らしい希望の中で、今までの特別なケース 法人としての取り組みについて聞きたい。 特別なケースというのがどの様なものが特別 とするのかかがわからないのですが、本人様が望む本人様らしい生活を送れるように心がけています。
施設
・今でも鮮明に記憶しているは、「わしは何処にも行かん、家で入浴介助を受けながらこの家で最後を迎えたい」という101歳の男性利用者様が居られました。亡くなる2日前まで自宅で訪問入浴の介助を受けるも、やはり床ずれが発症し訪問看護や訪問診療のサービスも受けざるを得なくなった。最後まで好きなお風呂に入れて本当に良かったと、家族様よりお話がありました。
居宅
12
医師の関わりはどの程度ありますか。また、施設の静養室利用者様で食事が摂れない時は嘱託医の往診はどの程度の頻度ですか。 2名の嘱託医がおり定期的な往診があります。また、状態変化時にはこまめに報告し往診や指示を受け都度対応しています。
施設
看取りの段階ともなりますと、家族様の対応では受診も困難となってきます。担当の主治医から往診対応ができる医師への紹介となり、訪問看護と連携を図り本人様の身体状態に応じ訪問診療がその都度行なわれます。
居宅
13
施設で看取る事のハードルはあると感じる。家で看取ることと施設で看取る事の一番の違いは。 またその違いを埋める為には何が必要でしょうか。 施設には専門職が沢山おり、体制が整っている。在宅では家族様が近くににいることで本人様は安心感があるのでは。ただし、家族様での介護に限界もあるように感じます。医療面のケアが占める割合が多くなると施設での看取りが難しくなるとは思います。
施設
やはり施設では沢山の職員等が傍に居てくれるので、ある意味利用者様本人には安心感があるのではないか。在宅では、決まった時間にケアプランに沿った訪問看護師や訪問介護員がケアに入るのみです。利用者様本人の不安感を充足するには、家族様や近所の方・友人等といった馴染みのある方の存在が大きいと思います。
居宅
14
利用者様に看取りについてどのように話をすればいいのだろうか。日常の会話ではないし、急変時の話でもない。タイミングはどの様なものがあるのか。 看取り期にどう過ごしたいかを聞くのではなく、お元気な時から普段の会話や過ごし方を見て本人様が望む姿や望むであろう事を職員が引き出し、共有を行っています。
施設
明らかに終末期と認定できるのであれば、医療機関での院内カンファレンスやサービス担当者会議の席で話しは出ます。それ以外の場合については、やはり普段から本人様や家族様の会話の中からタイミングを図ることになります。
居宅
15
入所者の中で施設での看取りを希望される方はどの位の割合。 割合としてはデータ化しにくい。医療面のフォローが必要な方には希望されても対応が困難なケースがあり、家族様・嘱託医・職員含め当園での対応が可能であるのか否かで今後の方向性を決めています。
施設
16
体制は対応される人数は何名くらいなら可能でしょうか。 特に人数の制限はなく、サービスとして提供できる範囲の事を実施しています。
施設
17
急変時は家族に連絡が出来るのか。呼吸が止まってから家族に連絡したケースはあったのか。 急なケースで連絡をしたこともあった。できるだけ日常のこまめな身体状態の変化は家族様に連絡を行い、共有できるようにしています。
施設
18
研修はどの様なスパンで行っているのか。
また、職員の看取りに対する研修・勉強会はどの様にしている。
定期的な内部研修開催は年に1回から2回開催。外部の研修にはその都度参加をしていいます。
看取りについても、内部・外部の研修に積極的に参加し、定期的なカンファレンスの開催で職員の不安等の解消に努めたり、知識の向上に努めています。
施設
19
人数が少ない時の急変時の対応方法は。 マニュアルに沿って連絡体制や勤務の進め方を把握・共有しています。
施設
20
看取りについて若い職員や新人職員はどの様に感じているのか。抵抗を感じていないのか。 不安に感じている点はあると思う。カンファレンスを通じて不安の解消や対応について確認を行っています。看取りケアを行うことでケアの質が上がると考えています。
施設
21
家族からの希望があれば園で看取ってもらえるのか。 本人様の希望や身体状態によっても変わります。医療的なケアが必要な時は医療機関での対応をお願いする事もあります。
施設
22
やすらぎ園は天理教の神様を祭っている。その理念を勉強してはどうか。 終末期を迎える上で、信仰心という部分の割合が占めるのは大きいと感じる。理念等の理解を職員が深める事は大切だと感じます。
施設
23
看取り期とそうではない方の分け方、判断はどの様にされていますか。 看取り期と判断するのは嘱託医の判断に委ねている部分があり、普段のケアを通して状態変化等があれば嘱託医に報告を行い判断を求めています。
施設
24
バーンアウト(意欲を失う)するような事はありませんか。 定期的なカンファレンスの開催や普段からのコミュニケーションにより、常にモチベーションを保ち、相談できる環境づくりを行っています。
施設
25
介護員がどれだけ自分の身内を看取った事がありますか。どれだけ身内の思いになれるのか。 職員は、年齢も様々であるゆえ、身内を看取った事がある職員ばかりではありません。入所されている利用者様は自分の家族のようにみんな捉えています。
施設
26
経験の少ない職員にどの様な教育をされていますか。 マニュアルを使用しての指導であったり、定期的な研修への参加、日常業務での指導等を通じてレベルの向上につなげています。
施設
27
家族様の面会が少ない方への関わりはどの様な所に気を付け、工夫していますか。 職員からのメッセージを記入するノートを作成したり、居室の環境を本人様らしく飾り付けをおこなったりの雰囲気作りに取り組んでいます。終末期には手を握ったり体をさすらせていただいたり、本人様の寂しさや不安感の解消に努められるように配慮を行っています。
施設

◎意見感想
1
私たちがみな迎える最期、先が見えない分難しい事と思う。なるべく人に迷惑をかけず最期を迎えたい。
2
人生の最期を在宅で穏やかに過ごして迎えられるのが理想。家族の負担が増える前に手厚く介護を受けてその時を迎えられたら。
3
介護がまだできる・もう無理と思う日がある。ショートやデイのおかげだと感じる。
4
自分自身に置き換えると、家族環境含め希望を言いにくいが、環境が整えば自宅で迎えたい。
5
「家族が」と思うとどうすればいいのかと感じるが、送る側からすれば目を閉じるまで静かに寄り添いたい。
6
看取りについては看取られる人間(人間観)によって看取り方は色々あると感じる。
7
今回の発表を聞いて安心する事が出来た。
8
家族にとっての看取りについても聞き取りも必要だと感じた。
9
不安感のないエンディング。孤独や不安を感じない・感じささない事が得られたらうれしい。
10
生活の延長上に看取りが出来たら理想的だと感じた。
11
自分の死について考えることの重要さが必要。
12
看取りに暗いイメージを持っていたが、やすらぎ園の看取りは明るいイメージを持った。
13
自分に出来る精一杯をもって関わりたい。
14
職員としても身内としても分け隔てなく同じ思いで関わりたい。完璧な事は出来ないが努力するしかない。
15
どんなに頑張っても思いの8〜9割かなえられても「ラストが…」、という思い。何とかラストを飾りたい。
16
元気な時から相手の立場に立ったケアを実践していく必要があるのではないか。
17
何がいいのかわからないのが看取りの難しさと感じる。それをどう感じるかが大切。
18
本人の希望をどこまで叶えられるのか、普段からよく知り、関わる人とどれだけ関係を築けるかが大切。
19
家族 本人 職員とも各々の気持ちがあり、お互いが納得できる最期に近づければいいと感じる。
20
施設に入所されている方は、介護員が家族と同じなので大切にされ看取って頂けるのも幸せと感じる。
21
お互いの信頼関係がないとできないことだと感じます。
22
職員として、家族様に・本人様の事・望む事・生きてきた経緯を知ることでご本人のケアが出来ると思う。

○平成24年3月1日UP
「天理消防署合同避難訓練」の様子
  

  

3月1日に、春の火災予防運動の一環として天理消防署の皆様と「合同避難訓練」を実施しました。
日頃の防災意識と万が一の場合に備えた早急で適切な対応の在り方を改めて考えさせて頂ける貴重な機会を頂きました。
天理消防署の皆様、本当にありがとうございました。

○平成24年1月20日UP
やすらぎ会研究発表会(平成24年3月23日開催)のお知らせ



○平成23年7月20日
競輪補助事業完了のお知らせ


 この度平成23年度の競輪の補助事業を受けて、下記の事業を完了致しました。

                    記

 一、事業名   平成23年度福祉車両の整備補助事業
 一、事業の内容 移送車一台
 一、補助金額  1,725,000円
 一、実施場所  奈良県天理市福住町5504番地
 一、完了年月日 平成23年7月20日 納車をもって完了

                社会福祉法人やすらぎ会 理事長 前田正一郎